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高エラー配信強制中止機能とは

最終更新日:2024年02月29日

宛先不明アドレスを大量に含むリストへの配信等配信エラー率の高い配信が行われた場合、他のユーザー様にまで影響を及ぼすプロバイダからの受信ブロックを未然に防ぐため、 スパイラルが配信を強制的に中止する機能です。

概要

宛先不明アドレスを大量に含むリストへの配信が行われた場合、SPIRALが配信を強制的に中止し、キャリアブロックによる制御を未然に防ぎます。その結果、クリーンなリストへの配信はキャリアブロックの影響を受けずに配信が行えます。

機能詳細

 

高エラー配信強制中止になった場合

以下の3通りの方法にて再度配信をお試しください。

1.STOPDBを利用し再送する方法

STOP DBとは、通常DBとは異なり、メール配信をする際に配信対象から除外したい宛先メールアドレスを格納するために利用できるDBです。

今回、STOPDBを利用して配信済みリスト(配信が強制中止されるまでに配信されたリスト)を除外した上で再送します。

※エラー情報を取得していることを前提とした方法となります。

 取得していない場合は下記「3.エラー情報を取得していない場合の再送方法(リスト分割方法)」の方法をご確認ください。

STOPDBを作成します。

STOPDBの詳しい作成方法はこちらをご確認ください。

通知メールから該当する配信情報を確認いただくか、管理画面の配信設定一覧から、ステータスが「高エラー配信強制中止」の配信設定を確認してください。

通知メールに関する詳細は下記「高エラー配信強制中止に関する通知」をご確認ください。

配信設定一覧に関する詳細はこちらをご確認ください。

当該配信の配信ログをダウンロードし、頭文字が「r」のファイルをエクセルなどで展開してください。

配信ログのダウンロード方法は「配信ログが見たい」をご確認ください。

エクセルなどを使用したファイルの展開方法は「DBからダウンロードしたデータをエクセル(Excel)で確認したい」をご確認ください。

作成したSTOPDBに展開した配信ログファイルのメールアドレスのデータを登録します。

データ登録に関する詳細はこちらをご確認ください。

配信が強制中止された配信設定を呼び出し、STOPDBを適用の上再送します。

配信設定方法の詳細は「EXPRESS2」または「EXPRESS配信」をご確認ください。

2.DBにフラグを立てた上で再送する方法

配信済みリスト(配信が強制中止されるまでに配信されたリスト)に対して配信除外フラグを立て、「配信除外フラグが立っていない宛先に配信」という抽出ルールを適用し再送します。

※エラー情報を取得していることを前提とした方法となります。

 取得していない場合は下記「3.エラー情報を取得していない場合の再送方法(リスト分割方法)」の方法をご確認ください。

配信が強制中止されたDBに対して、配信済みリストを除外するための項目(フィールド)を追加します。

フィールドの追加方法はこちらをご確認ください。

通知メールから該当する配信情報を確認いただくか、管理画面の配信設定一覧から、ステータスが「高エラー配信強制中止」の配信設定を確認してください。

通知メールに関する詳細は下記「高エラー配信強制中止に関する通知」をご確認ください。

配信設定一覧に関する詳細はこちらをご確認ください。

当該配信の配信ログをダウンロードし、頭文字が「r」のファイルをエクセルなどで展開してください。

配信ログのダウンロード方法は「配信ログが見たい」をご確認ください。

エクセルなどを使用したファイルの展開方法は「DBからダウンロードしたデータをエクセル(Excel)で確認したい」をご確認ください。

配信ログのメールアドレスの列以外すべて削除し、一番最後の列に「1」を追加しファイルを保存してください。

作成したファイルを使用し、フィールドを追加したDBに対しデータ一括更新を行い、配信除外のためのフラグを立てます。

その際、フィールド指定にて、作成したファイル内「B列」と追加したフィールドとを紐づけてください。

データ一括更新に関する詳細は「データを一括更新(アップデート)したい」をご確認ください。

配信除外フラグが立っているレコードを除いて配信するための抽出ルールを作成します。

抽出ルールの詳しい作成方法は「抽出ルールを設定したい」をご確認ください。

配信が強制中止された配信設定を呼び出し、作成した抽出ルールを適用の上再送します。

配信設定方法の詳細は「EXPRESS2」または「EXPRESS配信」をご確認ください。

3.エラー情報を取得していない場合の再送方法(リスト分割方法)

エラー情報を取得してない場合、配信済みリスト(配信が強制中止されるまでに配信されたリスト)を除外した上で、さらにリストを分割し、配信時間を分散した上でゆっくりした配信を一度行い、エラー情報を確定させます。
そのエラー情報をもとにエラーメンテナンスを行った上で一斉配信が可能となります。
具体的なリスト分割数、配信の分散時間に関しては配信の要件によって異なるため、ユーザーズデスクにご相談ください。

上記「1.STOPDBを利用し再送する方法」を参照し、STOPDBを作成し、配信済みリストを登録します。

DBオペレーションにて登録されているデータのIDの最小値と最大値を確認してください。

検索結果一覧画面の検索結果のソートで「ID:昇順」を「ID:降順」に切り替えると最大値を確認できます。

DBオペレーションの詳しい操作方法は「データ操作(DBオペレーション)」をご確認ください。

分割数分の抽出ルールを作成します。

例えば、レコードID1-100までのレコードを2分割にする場合は、「レコードID1-50を抽出」「レコードID51-100を抽出」という抽出ルールを2つ作成します。

抽出ルールの詳しい作成方法は「抽出ルールを設定したい」をご確認ください。

配信が強制中止された配信設定を呼び出し、作成したSTOPDBと抽出ルールを適用の上再送します。

分割数分の配信設定を作成します。

配信設定方法の詳細は「EXPRESS2」または「EXPRESS配信」をご確認ください。

 

エラーメンテナンス方法

SPIRAL ver.1では、前回以前の配信エラー情報を次回配信するリストに反映させ、配信エラーが発生しているメールアドレスに配信を行わないようにするといったエラーメンテナンスできる機能をご用意しております。

メールレピュテーション維持向上のため、普段の配信において継続的にメールアドレスリストのメンテナンスを行うようお願いいたします。

メールレピュテーション維持向上に関する詳細はこちらをご確認ください。

具体的なエラーメンテナンス方法は「配信エラーを管理する」をご確認ください。

 

高エラー配信強制中止に関する通知

配信が強制中止された場合、メールで通知いたします。

文面につきましては下記をご参照ください。

スパイラル 高エラー配信強制中止のお知らせ

件名 :[SPIRAL:アカウント名]高エラー配信強制中止_#XXXX

送信先:担当者ID、アカウントのご利用管理者様、連絡先1、連絡先2に登録されているメールアドレス、配信共通設定で設定したアドレス

文面 :

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        スパイラル 高エラー配信強制中止のお知らせ       
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

スパイラルで設定された以下のメール配信において、宛先不明アドレスへの
配信によるエラーを大量に検知した為、配信を強制中止いたしました。

■アカウント
==================================================
XXXXX

■強制中止情報
==================================================
配信強制中止時刻:XXXX-XX-XX XX:XX:XX
配信数     :XXXX

■配信設定
==================================================
配信スタイル    :XXXXX
配信ルールID    :XXXXX
配信予約日時    :XXXX-XX-XX XX:XX:XX

スプール完了日時  :XXXX-XX-XX XX:XX:XX
配信処理開始時刻  :XXXX-XX-XX XX:XX:XX

封筒名       :XXXXX
サブジェクト(件名):XXXXX
配信予約レコード  :XXXXX

※テスト配信では抽出ルール等の条件を無視して配信されます。

■リスト情報
==================================================
DB       :XXXXX
抽出ルール   :XXXXX
STOP DB テーブル:XXXXX
オプトアウト除外:XXXXX
配信エラー反映 :XXXXX
エラーの除外  :XXXXX

※テスト配信では抽出ルール等の条件を無視して配信されます。