パスワードフィールドの詳細仕様が知りたい
最終更新日:2024年11月29日
パスワードフィールドは、フォーム等から登録・更新されたパスワード値を格納します。
セキュリティ性を高めるため、データ操作(DBオペレーション)やデータ一括登録/更新、データ出力、データ一括処理、API等での使用には制限があります。
どうしても制限がご運用と合わない場合には、メッセージダイジェスト(SHA256) 型などのご利用をご検討ください。
セキュリティの仕様
パスワードフィールドのセキュリティ仕様は以下の通りです。
・入力値はソルト付きハッシュ値にて格納される。
・文字数は128文字まで入力可能。
データ登録/更新ができる機能
パスワードフィールドに対して、データの登録/更新ができる機能は以下となります。
機能 | 機能詳細 | 操作 |
---|---|---|
トランザクションDB(※) | アクション | 登録 更新 |
フォーム | 登録タイプ 更新タイプ |
登録
更新 |
マイエリア | パスワード登録ページ | 登録
変更 再登録 |
掲示板 | トピックDB
トピック作成フォーム コメントDB コメント投稿フォーム |
登録
更新 |
スパイラルAPI | データ登録(database/insert) | 登録 |
※トランザクションDBは、アクション先DBへの登録/更新が可能です。
アクション対象とする場合、パスワードフィールドが共有フィールドであることが必要です。
データ操作(DBオペレーション)、データ一括登録/更新機能でトランザクションDBへ直接の登録はできません。
データ登録/更新ができない機能
下記の機能では、パスワードフィールドに対して、データの登録/更新はできません。
データ削除についても、パスワードの値のみの削除はできません。レコードごとの削除が可能です。
機能名 | 機能詳細 | 操作 |
---|---|---|
データ操作(DBオペレーション) | - | 登録 更新 |
データ一括登録/更新 | - | 登録 更新 |
データ一括処理 | 一括登録 一括更新 フラグによる一括処理(登録/更新/削除) |
登録 更新 |
トリガ | 演算トリガ ルックアップトリガ |
登録 更新 |
一覧表・単票 | - | 登録 更新 |
マイエリア | メンバー情報ページ | 登録 更新 |
スパイラルAPI | 複数レコード登録(database/bulk_insert) データ更新(database/update) 複数レコード更新(database/bulk_update) データ更新登録(database/upsert) 複数レコード更新登録(database/bulk_upsert) |
登録 更新 |
認証パスワードとして利用できる機能
機能名 | 対象 |
---|---|
マイエリア | マイエリアの認証設定 |
スパイラルAPI | マイエリアへのログイン(area/login) |
その他の利用できる機能
機能名 | 対象 |
---|---|
抽出ルール | フィールドの抽出ルール設定
※値の有無で抽出可能 |
スパイラルAPI | レコードの検索(database/select)
※値の有無で抽出可能 |
※スパイラルAPIのレコードの検索(database/select)では、パスワードの値は検索できませんが、パスワード登録の有無を条件に検索ができます。
パスワードフィールドへのデータの登録有無によって、DBで管理される値が異なります。
値が登録されている場合 :システム上の番号で管理されます。レコードIDとは別の数値です。
値が登録されていない場合:0で管理されます。
レコードの検索(database/select)でも上記の数値を条件に検索できるため、
値が0かどうかなどで条件を設定し、パスワード型フィールドに値が登録されているかを確認できます。
パスワードフィールドに登録された値の閲覧について
パスワードフィールドに格納されている値を、データ操作(DBオペレーション)やマイエリア、データ一括出力などで閲覧することはできません。
※DBオペレーションで対象フィールドにはシステム側で管理している数値が表示されますが、
レコードIDとは異なるため、別の値が表示される場合がございます。