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データ一括登録/更新時にエラーになる

最終更新日:2024年07月29日

データ一括登録/更新時にエラーになる原因は、下記などが考えられます。

 

1.フォーマットに違反しているデータを登録しようとしている。

以下のエラー画面が表示される場合

登録しようとしているデータが、登録可能な形式で入力されていない、

または、フィールドタイプに登録しようとしているデータが合っていないことが原因です。

 

※ご利用されている表計算ソフトによっては、1つのセル内に改行が含まれる場合があり、この場合もフォーマットエラーが発生します。
 メモ帳などにデータを貼付けると改行が含まれる箇所をスムーズに特定することができきます。

 また、改行は「¥n」に変換することでテキストエリアフィールドに登録することができます。

 

【対処方法】

①フォーマットエラーになっているフィールドを確認する
ファイル検査結果画面の「DB検査対象」項目にて、登録できるデータ(対象)と登録できないデータ(対象外)が何件ずつあるのかを確認することができます。
またそれぞれ「ダウンロード」より、各対象となるデータを参照することができます。
「対象外」からダウンロードできるファイルでは、何故登録対象外となってしまったかを確認することが可能となります。

フォーマットエラー例:行数 1: カラム(項目) 3 invalid format(「1行3列目に入力しているデータがフォーマットエラーを起こしている。」という内容になります。)

 

上記方法でフォーマットエラーになっているデータを参照し、以下より対象データをフォーマットに合うようご修正ください。

 

②登録可能なデータ形式の確認を行います。
確認方法は、「フィールドタイプリファレンス (PDF) 」に案内がございます。

 

(例)

※以下は、特にエラーを発生させやすいフィールドです。

フィールドタイプ 登録可能な値 エラーになる原因
「性別」フィールド 男(女)またはm(f) 男性(女性)とすると、エラーになります。
「セレクト」フィールド 1 または 5 等
セレクトフィールドのラベルには個々にIDがございます。データ登録時にはそのIDを入力し登録します。
※1参照
ラベルの値で登録をしようとすると、エラーになります。
入力方法は、例の「WEB」の値を入力する際は「1」でデータを準備します。
「WEB」→「1」 「CM」→「2」 「紹介」→「3」
「マルチセレクト」フィールド 1 または 2,10,11,34 等
「セレクト」フィールドと同様、フィールドを作成した際のIDをカンマ区切りで入力します。※2参照
ラベルの値で登録をしようとすると、エラーになります。

入力方法は、(例)の「WEB」「紹介」を登録する場合は「1,2」と入力します。(IDをカンマ区切りで入力)

「マルチセレクト128」フィールド 「1と0」でデータを準備します。 ラベルの値で登録をしようとすると、エラーになります。入力方法は、(例)の「WEB」「紹介」を登録する場合は「101」と入力します。(登録したいラベル値を「1」登録したくないラベル値を「0」で入力)
「WEB」「紹介」→「1」 「CM」→「0」

 

 

③登録するデータが、フィールドタイプに合っているか確認を行ないます。
例えば「テキストフィールド(64bytes)」で作成しているフィールドには全角で32文字しか登録できません。
文字の数または文字のタイプをフィールドタイプと合わせる必要があります。

 

(1)[DB]の「通常DB管理」をクリックします。
(2)該当のDB名をクリックします。
(3)フィールド属性一覧の中の「フィールドタイプ」で、どのタイプのフィールドを使用しているかを確認し、

データがフィールドタイプに合うよう修正してください。

 

※注意
入力必須フィールドに「フィールド値自動生成トリガ」を設定している場合、
対象フィールドを「フィールド指定」にて登録/更新データと紐づけずに操作を続けた際にもエラーとなります。
入力必須のフィールドを含んでいる場合には、必ず一括登録/一括更新の対象フィールドに含めてください。

2.DBのレコード数が不足している

以下のエラー画面が表示される場合

「DBの割り当てレコード数が不足している」もしくは、「フォームの登録締め切り設定を行なっている事により、データ登録作業に割り当てられるレコード数が足りない」ことが原因です。

 

【対処方法】

(1)DBの割り当てレコード数が不足している場合

DBの割当レコード数を変更します。設定方法については、「割り当てレコード数を変更したい」をご覧ください。

 

(2)フォーム登録締め切り設定を行なっている事により、データ登録作業に割り当てられるレコード数が足りない場合

DBの割当レコード数が足りている場合でも、該当DBに紐づいたフォームの締め切り設定で登録者数を設定している場合、一括登録ができなくなります。

 

①[Web]の「フォーム」をクリックします

 

②該当DBを選択後、作成されているページ名をクリックします

 

③フォーム設定[締め切り]の「(2)このページからの登録者数が以下の値を超えた場合に締め切る」のボックス内の数字を変更します。

 

④登録締め切り設定の「このページからの登録者数」のボックスに入っている数字に今回データ登録する数を足した数を入力します。
「現在ボックスに入力されている値」+「データ登録する数」=「ボックスに新たに入力する値」

※今後も登録予定がある場合は、入力する値の調整や、本設定を利用するかしないかなど検討ください。

 

⑤[変更]をクリックし、「変更内容をフォームに反映」ボタンをクリックします。

※「一時保存」をクリックすると設定内容を一時保存できます。その場合は、トップページからフォームに反映をしてください。

上記作業を行なっていただく事で、データ登録するために必要なレコード数を確保したことになり、登録作業を行なうことが可能になります。

 

④登録締め切り設定の「このページからの登録者数」のボックスに入っている数字に今回データ登録する数を足した数を入力します。
「現在ボックスに入力されている値」+「データ登録する数」=「ボックスに新たに入力する値」

※今後も登録予定がある場合は、入力する値の調整や、本設定を利用するかしないかなど検討ください。

 

⑤[変更]をクリックし、[変更内容をフォームに反映]ボタンをクリックします。

上記作業を行なっていただく事で、データ登録するために必要なレコード数を確保したことになり、登録作業を行なうことが可能になります。

3.重複データが存在する。

以下のエラー画面が表示される場合

(1)【ファイル検査後の画面が以下の時】

データの準備段階で1つ以上同じデータがある。

これは登録しようとしているデータの中に、同じデータがあることが原因です。

 

(2)【DB検査結果後の画面が以下の時】

既にDBに登録済みのデータを登録しようとしている。

これは登録しようとしているデータの中に、既にDBに登録済みのデータがあることが原因です。

 

※上記以外でエラーが発生する場合は、ユーザーズデスクよりお問い合わせください。

【対処方法】

(1)登録しようとしているデータの中に、同じデータがある
この場合は、このまま重複しているデータの処理を選択することが出来ます。

 

(例)メールアドレス3件が重複している場合
「重複するレコードは登録しない」
重複しているデータの3件とも、登録データから除外します。

「重複するレコードのうち、2度目以降に出現するレコードを除外」
3件の重複アドレスのうち、データの並び順で1つ目のデータのみを登録し、2度目以降に出てくる2つのデータを登録データから除外します。

「重複するレコードのうち、最後に出現するレコード以外を除外」
3件の重複アドレスのうち、データの並び順で最後に出てくるデータを登録データとし、他2件のデータは登録データから除外します。

※対象外「ダウンロード」から重複データをダウンロードし、登録データの修正を行なうことで、重複するデータを修正することも可能です。

 

2.既にDBに登録済みのデータを登録しようとしている

※このエラーは、DBを作成する際に「重複不可」設定をしている場合に限り発生します。
[WEB]の「フォーム管理」で重複不可の設定をしても、このエラーにはなりません。

このエラーは、重複データは登録できませんが、既に登録されているデータに影響はありません。
どのデータが重複しているのかを確認する場合には、対象外「ダウンロード」から重複データをダウンロードしてください。
また登録済みのデータを何度も登録できるようにしたい場合は、「重複不可」を設定しないDBを再発行してください。

 

4.ファイルのヘッダー情報に原因がある

以下のエラー画面が表示される場合

ヘッダーのフィールド情報に誤りがあるか、処理できないフィールドが含まれています。
ファイルをご確認いただき、再度お試しください。

 

 

定型登録(ヘッダー有データ)の「■ヘッダーダウンロード」からダウンロードできるヘッダー情報が含まれたファイルを用いて

「定型登録(ヘッダー有データ)」を行う際に上記のエラーが発生する場合には、

ヘッダーに指定しているフィールドが対象のDBに存在していないか、もしくはファイルの文字コードが「Shift_JIS」以外になっている可能性がございます。

 

【対処方法】

データ一括登録の定型登録(ヘッダー有データ)にてデータを登録する場合には、
登録に用いるファイルのヘッダーに指定しているフィールドが一括登録を行うDBに存在している且つ、

文字コードが「Shift_JIS」である必要がございますので、登録に使用するファイルのヘッダーのフィールドや

文字コードをご確認いただきますようお願いいたします。

 

※ファイルのヘッダーや文字コードに問題がなく、上記のエラーが発生している場合にはユーザーズデスクよりお問い合わせください。

※ファイルアップロード時にエラーが発生する場合、貼り付けアップロードからお試しいただくことで登録できる可能性もございます。
 (ヘッダー無ファイルの場合も含みます)

5.DBにフィールドが設定されていない

以下のエラー画面が表示される場合

指定されたDBは、本機能では使用できません。

DBにフィールドが1つも設定されていない状態であることが原因です。

【対処方法】

DBにデータを登録するためには、フィールドを設定する必要があります。

登録したいデータに沿ったフィールドをDBへ追加いただきますようお願いいたします。

※フィールドの追加方法については通常DBをご参照ください。

※各フィールドの詳細についてはフィールドタイプリファレンスをご参照ください。