DBのレコード(データ)がいつのまにか消えた
最終更新日:2023年08月24日
DBのレコードが勝手に削除された、データが消失した、あるはずのデータが見つからないといった場合に考えられる原因をご案内します。
下記の原因に当てはまらない場合は、ユーザーズデスクまでご連絡ください。
目次
1.正しく検索できていない
(1)「検索条件をクリア」して再検索
DBオペレーションで検索する際、検索条件が残っていることで正しく検索できていない場合があります。
「検索条件をクリア」ボタンを押下し、改めて検索してください。
(2)適用されているテンプレートを再確認
DBオペレーションで検索する際、意図しないテンプレートが選択されていると、フィールドの表示が変わるため、確認したいレコードに気づきにくい場合があります。
適用されているテンプレートを確認するか「テンプレートを適用しない」を選択し、改めて検索してください。
2.DB操作やDB機能によってレコードが削除された
(1)「DB操作履歴」を確認
「DBオペレーション」や「データ一括削除」「バッチ処理(データ一括処理、定期実行)」から削除された場合は、「DB操作履歴」に操作者等の履歴が残ります。
「DB操作履歴」を確認し、レコードが削除されたと思われる期間に削除の履歴がないかご確認ください。
なお、「DBオペレーション>検索結果選択削除」の場合は、詳細画面の「備考」にて削除したレコードのレコードIDが確認できます。
DB操作履歴の詳細はこちらをご確認ください。
(2)トランザクションDBのアクション設定を確認
トランザクションDBで削除アクションを設定している場合、特定の条件下でレコードが削除されます。
今回お探しのレコードが、トランザクションDBの削除アクションの対象になっていないかご確認ください。
トランザクションDBに関する詳細はこちらをご確認ください。
トランザクションDBのアクション設定に関する詳細はこちらをご確認ください。
(3)DB連携の詳細設定を確認
マスタDBのレコード削除時、「 参照元DBのレコードを削除する。」や「ルックアップキーが連携しているレコードを削除する。」が選択できます。
DB連携の詳細設定にて上記のいずれかが選択されている場合、マスタDBのレコード削除が行われたことで今回お探しのレコードも連動して削除されていないかご確認ください。
また、DB連携を間接連携から直接連携への変更すると、マスタキーに存在しない参照キーの値をもつレコードは自動的に削除されるため、DB連携の変更を行っていないか合わせてご確認ください。(DB連携変更の操作は、DB操作履歴に記録されます。)
DB連携に関する詳細はこちらをご確認ください。
DB連携変更に関する詳細は「DB連携とは>5.その他>■ DB連携の設定内容を変更する際の挙動について」をご確認ください。
3.WEBページから削除された
(1)削除フォームの使用有無を確認
削除タイプのフォームから送信するとレコードが物理削除されます。
削除タイプのフォームが作成/運用されていないかご確認ください。
フォームに関する詳細はこちらをご確認ください。
(2)一覧表の削除ボタンを確認
一覧表に削除ボタンを設置することで一覧表の閲覧者がレコード削除をすることができます。
削除ボタンを使用している一覧表が存在しないかご確認ください。
一覧表に関する詳細はこちらをご確認ください。
4.APIを使用したプログラムから削除されてしまった
(1)カスタムプログラム、カスタムモジュール、WEB機能を確認
スパイラルAPIにはレコード削除のためのメソッドがあります。
そのメソッドを利用し、カスタムプログラム、カスタムモジュール、WEB機能で作成されたPHPを使用できるページにて、レコードを削除するようなプログラムがないかご確認ください。
(2)外部プログラムからのレコード削除がないか確認
APIトークンを利用して外部プログラムからレコード削除のリクエストをすることができます。
APIトークンの発行有無や、レコード削除の外部プログラム等がないかご確認ください。
APIトークンに関する詳細はこちらをご確認ください。
5.レコードIDが欠番になっている
(1)登録通知メールや手元のバックアップファイル等から削除されたレコードがあるのか確認
レコードIDに欠番がある場合、削除によるものとは限りません。
登録の途中でエラーが発生して登録に失敗した際に、データは登録されずにレコードIDは欠番になる場合があります。
登録通知メールや手元のバックアップファイル等とDBレコード情報を照らし合わせて、そのレコードIDのデータが登録できていたのかをご確認ください。
レコードIDの欠番に関する詳細は「DB内のレコードが連番になっていない場合」をご確認ください。