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メッセージダイジェスト(SHA256)、(SHA1)、(MD5)

最終更新日:2025年08月25日

メッセージダイジェストは、入力された値をダイジェスト(ハッシュ値)に変換して格納するフィールドです。

ダイジェスト(ハッシュ値)のビット数が異なる3種類のフィールドがあります。

 

認証に使用するパスワードとして使用でき、ダイジェストは操作画面で閲覧できます。

ただ現在では、メッセージダイジェストはパスワードとして弱いフィールドタイプのため、認証パスワードとして「メッセージダイジェスト(MD5)」「メッセージダイジェスト(SHA1)」「メッセージダイジェスト(SHA256)」を使用することは推奨しておりません。

認証パスワードに使用するフィールドタイプは「パスワード」を推奨いたします。

 

ただし「パスワード」はDBオペレーションからの登録・更新、APIでの更新はできない等の制限事項があるため、

DBオペレーション等からの登録・更新の運用想定がある場合は「メッセージダイジェスト(SHA256)」をご利用ください。

 

詳しくは、安全なスパイラルアプリケーションの作り方(機能グループ別)をご参照ください。

フィールド名 内部コード
メッセージダイジェスト(SHA256) mm_digest_sha256
メッセージダイジェスト(SHA1) mm_digest_sha1 
メッセージダイジェスト(MD5) mm_digest_md5

機能の設定可否

DB機能
項目 設定
重複不可設定
抽出ルールの抽出条件
フィールド値自動生成トリガ ×
Web機能
項目 設定
マイエリアや単票での値の差替え表示

※差替えキーワードは複数の形式があり、差替え値(表示される値)が異なります。

詳細は 差替えキーワード(% タグ)一覧 をご参照ください。

×
登録通知メールでの値の差替え表示

※ハッシュ値に変換された値で表示されます

一覧表・単票の検索フォーム ×
メール機能
項目 設定
シークエンス配信/タイムリー配信の起算日 ×
組換えメッセージの組換え条件 ×

配信種別ごとの差替えキーワードの使用可否

配信種別 使用可否
EXPRESS配信 / EXPRESS2 ×
シークエンス配信 ×
タイムリー配信 ×
サンクス配信 ×

自動変換や特殊変換の仕様

項目 変換の有無
全角から半角への変換 ×
ハッシュ化した値に変換

フォーム上の入力形式

パスワード形式:

機能ごとの入力、出力のフォーマット

登録経路によって、入力値や出力値の形式が異なる場合がございます。

フォーム

元の値 入力(登録値) 出力
aA1!"#$%&'()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~\n\t ダイジェスト(ハッシュ値) -
  • フォームからの登録では、ひらがな、カタカナ、半角カナ、スペースは使用できません。

DBオペレーション

元の値 入力(登録値) 出力
あアアaA1!"#$%&' ()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~\n\t ダイジェスト(ハッシュ値) ダイジェスト(ハッシュ値)

データ一括登録

元の値 入力(登録値) 出力
あアアaA1!"#$%&' ()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~\n\t ダイジェスト(ハッシュ値) -

データ一括出力

元の値 入力(登録値) 出力
- ダイジェスト(ハッシュ値) ダイジェスト(ハッシュ値)

データ一括処理

元の値 入力(登録値) 出力
あアアaA1!""""#$%&' ()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~\n\t ダイジェスト(ハッシュ値) -
  • ダブルクォート(")を登録する場合には、「元の値」のようにエスケープ処理を行う形へデータを編集してください。

演算トリガ

演算トリガからの登録は不可

API

元の値 入力(登録値) 出力
あアアaA1!"#$%&' ()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~ ダイジェスト(ハッシュ値) ダイジェスト(ハッシュ値)
  • APIから登録を行う場合、\n\tは使用できません。