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STOPDB

最終更新日:2024年02月29日

概要

STOP DBは通常のデータベースとは異なり、メール配信をする際に配信対象から除外したい宛先メールアドレスを格納するために利用します。
メール配信設定で配信リストを設定する際に指定することで、STOP DB内のメールアドレスと一致するレコードを配信リストから除外することができます。
※ メールの種類や用途によって配信対象から除外したいメールアドレスが異なる場合は、その分のSTOPDBを作成する必要があります。

1. STOP DBの新規作成

「DB」>「STOP DB」をクリックします。

「STOP DB一覧」画面では、DBの新規作成と確認を行うことができます。
「新規作成」ボタンもしくは「STOP DBを新規作成してください」をクリックして、STOP DBの新規作成に進みます。

基本設定

STOP DBの基本設定を行います。

STOP DBの名称です。

システムでDBを識別するためのキーワードです。
利用できる文字は、4文字以上16文字までの半角英数、ハイフン( – )もしくはアンダースコア( _ )です。

配信リストから除外するためのキーとなる任意のメールアドレスタイプのフィールドを選択します。
メールアドレス(大・小文字を無視):同じ綴りのメールアドレスを同一のメールアドレスとして判断します。
例えば、STOP DBに「SUZUKI@example.com」が登録された場合、「suzuki@example.com」等は同じメールアドレスとして判断され、登録することができません。
メールアドレス(大・小文字を区別):メールアドレスの大文字を小文字を区別します。
例えば、「suzuki@example.com」と「SUZUKI@example.com」は別のメールアドレスとして取り扱います。
※「メールアドレス(大・小文字を区別)」を選択した場合、STOP DBに登録したメールアドレスに意図せず配信されてしまう可能性があります。また、一般的なメールサーバーにおいては、大文字・小文字の区別はされず同一のメールアドレスとして認識されることが多いため、当社では「メールアドレス(大・小文字を無視)」を推奨しております。

STOP DBに割り当てるレコード数を設定します。

コメントを入力することができます。
設定項目を確認後、「新規作成」ボタンをクリックするとSTOP DBの作成が完了です。
作成されたSTOP DBには自動的に以下のフィールドが設定されます。
配信対象から除外したいメールアドレスを管理することを目的としたデータベースであるため、フィールドの追加・削除などはできません。
※ STOP DBのキーフィールド(メールアドレスタイプのフィールド)は、入力必須かつ重複不可となります。

配信対象から除外したいメールアドレス情報が格納されます。

下記「エラーの情報を登録」を設定した場合、データが格納される際STOPDBへの反映日時が自動登録されます。
詳細はこちらを参照ください。

下記「エラーの情報を登録」を設定した場合、データが格納される際、該当の配信ルールID情報が自動登録されます。
詳細はこちらを参照ください。

2. STOP DBの変更・削除

STOP DBについて変更、あるいは削除を行う場合は、まず「STOP DB」にて対象のDBを選択します。

画面左「変更」をクリックすると内容を修正することができます。
画面下「削除」ボタンをクリックすると該当のSTOP DBを削除することができます。
※ DBを削除する場合、関連する設定(抽出ルール、フォーム、配信設定、リストなど)も同時に削除されますので予めご注意ください。

3. STOP DBへのデータ登録

STOP DBにメールアドレスを登録する場合、「データ操作(DBオペレーション)」「データ一括登録 / 更新」「フォーム」などから登録することができます。各操作については以下ページを参照してください。
参考:データ操作(DBオペレーション)データを一括登録(インポート)したいフォーム

4. 配信設定における設定

配信設定において、作成したSTOP DBを選択・設定することで、STOP DBに登録したメールアドレスを配信対象から除外することができます。

EXPRESS2の場合

「メール」>「EXPRESS2」にて配信設定を行う際、「配信リスト設定」の「STOP データベース」にて設定します。

その他配信(EXPRESS配信登録、シークエンス配信、サンクス配信、タイムリー配信)の場合

「メール」>「リスト作成」にてリスト設定を行う際、「配信リスト設定」の「STOP データベース」の項目を設定します。

「エラーの情報を登録」にチェックをした場合、対象の配信において恒久的エラーとなったメールアドレスがあった場合、そのアドレスをSTOP DBに自動的に登録することができます。
その際、STOP DBにはメールアドレスのほか、STOP DBに登録された日時、および恒久的エラーとなった配信設定の配信ルールIDも自動登録されます。
この設定を行うことで、一度でも恒久的エラーが発生した場合は今後の配信対象からは自動的に除外されるため、配信のエラー率を抑えてクリーンなリストでメール配信を行うことができます。