Webアクセスコントロール機能とは
最終更新日:2024年02月29日
概要
Webアクセスコントロール機能とは、スパイラルで作成したWebページのURLに対するアクセス数がシステム上の上限値を超えた場合に、自動的に指定の制限ページ(※)にリダイレクトする機能です。
LINEを代表とした即時性の高いコミュニケーションツールの浸透や、大規模なキャンペーン企画の実施など、システムへのアクセス集中が今後多発していくことを想定し、サービス全体への影響および共用サーバーを利用する他アカウントへの影響を未然に防ぐ、システムの安定稼働を目的に本機能を実装いたします。
※:「アクセス制限ページ設定」にて設定したページ(あるいはスパイラル外の指定したページ)へリダイレクトします。
詳しくは、機能「アクセス制限ページ設定」をご確認ください。
機能詳細
■ 上限アクセス数
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1アカウントあたり 2,400アクセス/分間 (2017年10月26日 現在)
- 本上限値は、当社にて過去にサービス影響が発生した事案をもとに算出しています。
- 本上限値は、当社にて定期的に確認、状況に応じて見直しを実施いたします。
■ 対象機能
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- フォーム
- マイエリア(ログインフォーム、マイページ、ログイン処理、クリックログイン、FIDOデバイスページ、パスワード変更ページ、メンバー情報ページ)
- 一覧表・単票
- 集計表・グラフ
- ステップアンケート
上記機能で生成されたURLに対するアクセスが対象です。
※ 対象機能は今後変更する場合があります。
※ スパイラル操作画面における各機能メニューへのアクセスは対象外です。
■ カウント方法
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対象のURLに対する初回アクセスを起算とし、1分間のあいだに2,400アクセスを超えたタイミングで制限ページへリダイレクトいたします。
・上限値に達している・達していないにかかわらず、カウント値は初回アクセスより1分毎にリセットいたします。
・上限値に達した場合、同アカウント内で設定されている対象機能がすべて制限されます。
例えば、1つのフォームで2,400アクセスを超えた場合、同アカウント内に設定している一覧表やマイエリアのページなども
同時に制限ページが表示されるようになります。
(イメージ)
上記のイメージを元に、アクセス制限の例をご説明します。
1. 初回アクセスから30秒後に2,400アクセスに達したため、カウント値がリセットされる30秒後までアクセス制限が実施されます。
制限中にアクセスした際は制限ページへリダイレクトされます。
2. カウントが開始された初回アクセスから60秒経過でカウント値はリセットされます。
3. リセットから10秒後に再度2,400アクセスに達したため、カウント値がリセットされる50秒後までアクセス制限が実施されます。
4. リセットから60秒経過でカウント値はリセットされます。
■ 通知メール
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上限アクセス数に達し、アクセス制限が開始されたタイミングでアカウント管理者宛に通知メールが配信されます。
本メールの受信設定は「通知メール受信設定」にて設定が可能です。詳しくは、機能「通知メール受信設定」をご確認ください。
Webアクセスコントロール機能に関する通知
1分間のあいだに2,400アクセスを超えたタイミングで、直近1分間のWebアクセス数をメールで通知します。
文面につきましては下記をご参照ください。
スパイラル Webアクセス制限実施通知
件名 :[SPIRAL:アカウント名]Webアクセス制限実施通知
送信先:担当者ID、アカウントのご利用管理者様、連絡先1、連絡先2に登録されているメールアドレス
文面 :
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スパイラル Webアクセス制限実施通知
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スパイラルでご利用のWebページでアクセス数が上限値を超過した為、
アクセス制限が実施されましたことをお知らせします。
■アカウント
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XXXX
■直近1分間のWebアクセス数
==================================================
XXXX
Q&A
Q.2,400アクセス/分間 という制限は、URL単位ですか?
A.URLごとではなくアカウント単位です。
例えば、スパイラルのアカウント内でフォームを1つ、一覧表を1つ設定している場合、1分間あたりのアクセス数がフォームへ1,000アクセス、一覧表へ1,400アクセス等と同時にカウントされると制限されることになります。
Q.2,400アクセス/分間 は少ないと思う。制限が頻発するのでは?
A.本上限値は、過去に発生したアクセス集中に伴うシステム全体の動作遅延などの事象を鑑みて算出した閾値となります。
即時性の高いLINEを使用した大規模告知、人気テレビ番組におけるプレゼント応募告知、先着順をあおった大規模なキャンペーン企画など、実績値ベースではある程度事前にアクセス集中が予測できる場合に限られており、そうではない運用においては制限が頻発する想定はございません。
今後も定期的にアクセス状況をチェックし、性能改善を図り上限値の向上に努めてまいります。
Q.2,400アクセス/分間 という上限値は今後変更されることはありますか?
A.あります。本上限値(2,400アクセス/分間)は初期設定値であり、今後当社にて定期的に確認を行い当社規定に従って見直しを図ってまいります。本上限値を変更する場合は事前に通知の上で本サポートページにて開示してまいりますのでご確認ください。
Q.2,400アクセス/分間 未満のアクセスであっても制限されることはありますか?
A.当社ではシステムへのアクセス状況について常に監視をおこなっておりますが、2,400アクセス/分間 に満たないアクセス数であっても当社のサービス提供に支障をきたすと判断した場合に限り、同様の制限を実施する場合があります。
Q.2,400アクセス/分間 以上のアクセスが想定される場合、個別に上限値を上げる等の対応は可能ですか?
A.恐れ入りますが、原則個別に上限値を設定することはできかねます。何卒ご了承ください。
ただ、本上限値に達しない範囲での運用などご提案できる可能性がございますので、アクセス集中が想定される運用をお考えの場合は、ユーザーズデスクまでご相談ください。
Q.確認ページで送信ボタンを押したタイミングでサンクスページではなくアクセス制限ページが表示されました。DBにデータは登録されていますか?
A.サンクスページが表示される前にアクセス制限ページへ遷移した場合、DBには登録されていません。
Q.マイエリアのログインページからログイン後トップページに遷移するまでに合計何アクセスになりますか?
A.「3アクセス」になります。下記の例をご参照ください。
例:(1) マイエリアのログインページにアクセス (1アクセス)
(2)ログインボタンを押下したタイミングで「ログイン処理」が行われる(1アクセス)
(3)ログイン後トップページにアクセス(1アクセス)