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差出人FromドメインのDNSにSPIRALの送信元IPやinclude情報を設定したい

最終更新日:2023年02月28日

概要

docomoが提供しているなりすましメール対策機能は、スパイラルユーザが設定する差出人Fromアドレスを認証対象としています。

差出人メールアドレスで利用されるFromドメインのDNS上に公開するSPFレコードにスパイラルの送信元情報を記述することで、docomoの送信ドメイン認証による受信拒否を回避することができます。

スパイラルご担当者様

サーバ管理担当者様に、SPF(TXT)レコードの追加を相談いただき、当ページをご案内ください。

サーバ管理担当者様

SPFレコードへの追加方法について、以下をご覧ください。

SPF(TXT)レコードの設定方法

includeで宣言してください。

なぜincludeを使うのか

スパイラルでは、高速配信を実現する為に、配信サーバやIPアドレスのチューニングを常時実施しているため、配信元のIPアドレスが変わる可能性があります。
includeを使うことで、IPアドレスの変更を意識することなく、SPFに対応した配信を行うことができます。

スパイラル配信サーバのドメイン

スパイラルの配信サーバのドメインは以下の通りです。
smp.ne.jp

設定例

BIND9の場合

example.co.jp. IN TXT “v=spf1 a +ip4:XXX.XXX.XXX.XXX/yy include:smp.ne.jp ~all”

djbdnsの場合

‘example.co.jp:v=spf1 ip4¥072XXX.XXX.XXX.XXX/yy include:smp.ne.jp ~all:86400

「example.co.jp」は、差出人メールアドレスで利用するドメインです。
「XXX.XXX.XXX.XXX/yy」は、差出人メールアドレスのドメイン「example.co.jp」を管理しているサーバのIPアドレスです。

設定したSPFレコードの確認方法

SPFレコードのチェックツールをご案内いたします。

SPF Record Testing Tools
SPF Surveyor

注意事項

SPFレコード内のinclude回数について

SPFレコードに「include:smp.ne.jp」を追加いただくと、更に「spf01.smp.ne.jp」をincludeすることになります。
include回数が合計2回となります。
RFC4408にて、SPFレコードに設定するinclude回数は10回までと制限されていますので、既に複数のincludeを追加されている場合、include回数の合計にご注意ください。

既存のinclude回数が8回以下の場合

SPFレコードに「include:smp.ne.jp」を追加してください。

既存のinclude回数が9回に達している場合

既存のinclude回数を8回以内に減らしていただくか、差出人メールアドレスのドメインにサブドメインを設定し、送信ドメインを分散することをご検討ください。

その他

キャリアやプロバイダによって、迷惑メールの判定方法や基準には差異がございます。
各キャリアやプロバイダの迷惑メール対策につきましては、各キャリアやプロバイダへお問い合わせください。