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マルチアカウント・個人情報閲覧不可IDで制限できることは何?

最終更新日:2023年03月09日

マルチアカウントや個人情報閲覧不可IDを用いることで、操作画面内で操作できる機能や確認できる情報を制限することができます。
※担当者IDは全機能の操作や登録されている情報の確認を行えます。

マルチアカウント

マルチアカウントでは、ログインするマルチアカウントID毎に「データの閲覧権限」や「操作できる機能の権限」を設定することができます。
設定された権限以外のことはできない為、複数のDBをご利用頂いている場合に情報漏洩の予防に役立てることが可能となります。

設定できる権限は大きく分けて4項目あり、各設定をマルチアカウントID毎に行う必要がございます。

 

・利用DB設定

対象のマルチアカウントIDが、利用できるDBを選択します。

チェックを付けたDBの情報を対象のマルチアカウントIDで確認できるようになります。

 

・DB系権限設定

対象のマルチアカウントIDで確認できるDBに対して、行えること(データの編集や閲覧)の権限を設定します。

※データ編集・ダウンロード、データ編集、データ検索・ダウンロード、データ検索では、「データベースの抽出ルール」および「フィールドの抽出ルール」の編集権限を付与するかも選択できます。

選択できる項目 内容
権限を付与しない 利用DB設定で選択されたDBは表示されますが、登録された内容の閲覧や編集などを行うことはできません。

メール系権限設定にて権限を「配信実行」にすることで、クリックカウントやHTMLメール開封チェックのカウントをリセットすることや、抽出ルールの作成を行えます。

データ編集・ダウンロード 表示されるDBのデータを検索・閲覧・編集・ダウンロードできます。

※主に使用できる機能

・データ操作
・データベース参照
・データ入出力関連機能
・各種フラグ処理機能
・宛名ラベル制作
・データ一括処理

データ編集 データを検索・閲覧・編集することができます。
データをダウンロードすることはできません。※主に使用できる機能・データ操作
・データベース参照
・データ入出力関連機能
・各種フラグ処理機能
・宛名ラベル制作
・データ一括処理
データ検索・ダウンロード データを検索・ダウンロードすることができます。
データを編集することはできません※主に使用できる機能・データ操作(検索・ダウンロードのみ可能)
・データベース参照・データ出力
・宛名ラベル制作
データ検索 データを検索・閲覧することができます。
データをダウンロード・編集することはできません。※主に使用できる機能
・データ操作(検索のみ可能)
・データベース参照
・宛名ラベル制作
データアップロード データ登録に使用するデータをアップロードすることができます。

※主に使用できる機能
・データ登録(ヘッダーダウンロード・データアップロード)

※データ登録完了まで行いたい場合は「データ編集・ダウンロード」もしくは「データ編集」を設定してください。

データ管理オブザーバ データの登録状況・集計情報を閲覧することができます。

※主に使用できる機能
・DB集計レポート
・WEB登録状況レポート

・メール系権限設定

対象のマルチアカウントIDを用いた、メール配信設定の操作を制限する権限を設定できます。

※配信実行、配信設定では、「データベースの抽出ルール」および「フィールドの抽出ルール」の編集権限を付与するかも選択できます。

選択できる項目 内容
権限を付与しない 配信設定の内容の編集や操作を行うことはできません。
配信実行 [EXPRESS 2] の配信設定およびスタンバイを OK にすることができます。

※主に使用できる機能

・EXPRESS 2(配信可能)
・即時スプール
・バックナンバー閲覧
・EXPRESS レポート

配信設定 [EXPRESS 2] の配信設定およびテスト配信を行うことができます。
設定を行うことはできますが、スタンバイを OK にすることはできません。※主に使用できる機能EXPRESS 2(配信設定のみ可能)、バックナンバー閲覧、EXPRESS レポート
配信管理オブザーバ 各種配信レポートを閲覧することができます。

※主に使用できる機能

・バックナンバー閲覧
・各種クリックレポート

・Web系権限設定

対象のマルチアカウントIDを用いて、Web機能(ステップアンケート)の設定を行う権限を設定できます。

選択できる項目 内容
権限を付与しない Webグループ – ステップアンケートの内容の編集や操作を行うことはできません。
ステップアンケート設定 Webグループ – ステップアンケート関連の機能を使用できます。

マルチアカウント権限設定の具体例①

例)メルマガアプリの場合

配信設定担当者 配信実行担当者 顧客管理担当者
DB権限(データ編集やデータダウンロードなど) × ×
メール系権限(配信設定や配信実行など) ×
Web系権限(フォームやマイエリア、一覧表など) × × ×

下記キャプチャはメルマガアプリのマルチアカウントの実際の権限設定例です。

※メール系権限設定で「配信ログのダウンロードを許可する」にチェックを入れるとメールアドレスなどの
個人情報を含む配信ログをダウンロードすることができます。十分にご注意頂き権限の付与を行ってください。

マルチアカウント権限設定の具体例②

例)セミナーアプリの場合

セミナー管理担当者 アンケート担当者 配信担当者
DB権限(データ登録や編集、データダウンロードなど) ×
メール系権限(配信設定や配信実行など) × ×
Web系権限(フォームやマイエリア、一覧表など) × ×

下記キャプチャはセミナーアプリのマルチアカウントの実際の権限設定例です。

個人情報閲覧不可ID

個人情報閲覧不可IDは「データベース内の情報を閲覧・編集できないID」となっています。

DBの設定内容や操作自体は可能ですが、DBオペレーションなどからのデータ閲覧や、登録/更新/削除が行えません。

また、Web機能の集計表や掲示板、CORPAS組織診断、ガジェットの各機能、及び開発機能であるスパイラルAPIの設定を行うこともできません。