
Google Analyticsの解析タグでSPIRALを導入したサイトやページを正しく計測したい
最終更新日:2022年08月31日
SPIRAL ver.1 のフォームは動的URLで入力ページ・エラーページ・確認ページ・完了ページなどが同一URLで展開します。
通常のトラッキングコードを設置した場合、入力ページ・エラーページ・確認ページ・完了ページが同一のページとして合算集計されてしまいます。
このような場合に、各ページを個別に判別するために仮想ページビューの設定を行います。
仮想ページビューの設定は、通常のトラッキングコードに仮想ページビュー用のトラッキングコードを追加し、
入力ページ・エラーページ・確認ページ・完了ページなど各ページに仮想URLを設定することで、
各ページごとのアクセス数を集計することができるようになります。
※本コンテンツはGA4及びGTMの導入は完了している前提の紹介となりますのでご承知ください。
【参考URL】
目次
- 1.GA4の設定方法(GTMを利用しないで設定する場合)
- (1)仮想ページビューの設定
- (2)ページビューの2重カウント防止する設定
- (3)動作確認
- 2.GA4の設定方法(GTMを利用して設定する場合)
- (1)仮想ページビューの設定
- (2)GA4の集計の重複を除外する設定
- (3)動作確認
- 3.ユニバーサルアナリティクス(UA)の設定方法
- (1)Google AnalyticsのトラッキングIDの確認方法
- (2)Google Analyticsの計測タグの挿入方法
- (3)タグ設置例
- (4)貴社Webサイトとスパイラルで発行したWebフォームを1つのプロファイルで確認したい場合
- 4.【UA】Google タグ マネージャー (GTM)の設置方法
- (1)GTMのタグの取得方法
- (2)GTMの設定方法
1.GA4の設定方法(GTMを利用しないで設定する場合)
SPIRAL ver.1で作成したフォームにGA4のタグ設置例を紹介します。
GTMを利用する場合は「2.GA4の設定(GTMを利用する場合)」をご覧ください。
※ 2022年7月現在の情報を元に作成しております。Google アナリティクス 及び Google タグ マネージャーは弊社のサポート対象外となります。最新の仕様についてはGoogle社サポートサイトを参照ください。
(1)仮想ページビューの設定
① ページタイトル(<title></title>)と仮想URLを決める
② 通常のトラッキングコードに仮想ページビューのタグを追加する
① ページタイトル(<title></title>)と仮想URLを決める
SPIRAL ver.1 で作成した各ページに、<head></head>内に記述するページタイトル(<title></title>)と仮想URLを決めます。
※ SPIRAL ver.1は、1つのフォームにつき6つのページが作成されます。
【設定例】
ページ | ページタイトル | 仮想URL |
---|---|---|
入力 | お問い合わせフォーム(入力) | https://www.■■■.co.jp/contact/entry.html |
入力エラー※ | お問い合わせフォーム(入力エラー) | https://www.■■■.co.jp/contact/entry-error.html |
確認 | お問い合わせフォーム(確認) | https://www.■■■.co.jp/contact/confirm.html |
完了 | お問い合わせフォーム(完了) | https://www.■■■.co.jp/contact/thankyou.html |
システムエラー | お問い合わせフォーム(システムエラー) | https://www.■■■.co.jp/contact/sys-error.html |
締切 | お問い合わせフォーム(締切) | https://www.■■■.co.jp/contact/close.html |
※ 入力と入力エラーは同一のページですが、<head></head>内の下記ソースを入れることでタイトルを分けることができます。
/* 入力ページのソース */
<!--SMP:DISP:REG:START--> //既存のソース
<title>お問い合わせフォーム(入力)</title>
<!--SMP:DISP:REG:END-->
<!--SMP:DISP:ERR:START--> //追加するソース
<title>お問い合わせフォーム(入力エラー)</title>
<!--SMP:DISP:ERR:END-->
② 通常のトラッキングコードに仮想ページビューのタグを追加する
通常のトラッキングコードに、仮想ページビューのタグを追加します。
①で決めたページタイトルと仮想URLを利用します。
/* 通常のトラッキングコード */
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
gtag('js', new Date());
gtag('config', 'G-********');
</script>
※ 6行目gtag('config', 'G-********');
のG-********には、測定IDが入ります。
GA4 管理 > データストリーム > データストリームの詳細 から計測タグ(トラッキングコード)の確認ができます。
参考URL:トラッキングIDを確認する(外部サイト)
通常トラッキングコードの6行目以降に、page_titleとpage_locationを追加します。
追加するコードは { page_title :v'ページタイトル', page_location: '仮想URL'}
です。
ページタイトルと仮想URLに①で決めた文言を挿入します。
【参考例】
/* お問い合わせフォーム(入力) */
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
gtag('js', new Date());
gtag('config', 'G-********', {
page_title : 'お問い合わせフォーム(入力)',
page_location: 'https://*****.com/contact/entry.html'
});
</script>
【参考URL】
Googleアナリティクス4>ページビュー>ページビューの測定
(2)ページビューの2重カウント防止する設定
既存のURLでページビューがカウントされた後に、変更したURLでもページビューが加算されることを防ぐための設定をします。
管理 > データストリーム > 該当の「データストリーム」を選択
ウェブストリーム詳細で、「拡張計測機能」がオンになっていることを確認する。
歯車マークをクリック
ページビュー数の「詳細設定を表示」をクリックする。
「ブラウザの履歴イベントに基づくページの変更」のチェックを外す。
「保存」ボタンをクリックする。
(3)動作確認
実際にフォームにテスト登録し、GA4で動作確認をします。
2.GA4の設定方法(GTMを利用して設定する場合)
SPIRAL ver.1で作成したフォームのGA4のタグ設置方法を紹介します。
GTMを利用しない場合は「1.【GA4】GA4の設定方法(GTMを利用しない場合)」をご覧ください。
※ Google タグ マネージャーの設定方法は、Google社が運営するタグ マネージャー ヘルプ「タグ マネージャーの設定とインストール」を参照ください。
※ 2022年7月現在の情報を元に作成しております。Google アナリティクス 及び Google タグ マネージャーは弊社のサポート対象外となります。
最新の仕様についてはGoogle社サポートサイトを参照ください。
(1)仮想ページビューの設定
①ページタイトル(<title></title>)を取得する変数を作成する
②ルックアップテーブルを設定する
③Googleアナリティクスタグにルックアップテーブルを登録する
①ページタイトル(<title></title>)を取得する変数を作成する
GTM>変数>ユーザー定義変数 の「新規」ボタンをクリックする。
下記の内容で変数を作成する。
変数名:任意(例)タイトル / 変数タイトル など
変数のタイプ:JavaScript変数
グローバル変数名:document.title
(設定例)
②ルックアップテーブルを設定する
フォームのページの<title>タグの中身に応じてページのURLを変更するルックアップテーブル変数を設定します。
GTM>変数>ユーザー定義変数 の「新規」ボタンをクリックする。
下記の内容で変数を作成する。
変数名:任意(例)仮想URL / 変数仮想URL など
変数のタイプ:ルックアップテーブル
変数を入力:①で作成した「変数タイトル」
ルックアップテーブル 入力:タイトル名を記入
ルックアップテーブル 出力:入力に記載した内容に対応するURL名を記載する
デフォルト値を設定:チェックを入れて、値にpage Pathを選択します。
(設定例)
③Googleアナリティクスタグにルックアップテーブルを登録する
1)イベントトリガーを作成する
GTM>トリガー>新規 をクリックする。
下記の内容でトリガーを作成する。
変数名:任意(例)トリガー_仮想URL_入力 など
トリガーのタイプ:ページビュー
このトリガーの発生場所:(左)②で設定したルックアップテーブル
(中)含む
(右)仮想URL名(例)/contact/entry.html
(設定例)
ページの数だけ上記のトリガーを作成します。
※正規表現を使ってトリガーを1つにまとめることも可能です。
2)タグを作成する
GTM>タグ>新規 をクリックする。
下記の内容でタグを作成する。
変数名:任意(例)タグGA4イベント_仮想RL など
タグの種類:Googleアナリティクス:GA4イベント
設定タグ:導入中のGA4タグを選択する
イベント名:page_view
イベントパラメータ:パラメータ名 page_location
値 ②で設定したルックアップを選択する
トリガー:③1)で作成したトリガーを選択する
(2)GA4の集計の重複を除外する設定
タグの一覧から、サイト全体を計測しているGA4タグを選択します。
(タグのタイプが「Google アナリティクス: GA4 設定」のもの)
トリガーの除外に、「③Googleアナリティクスタグにルックアップテーブルを登録する」の「1)イベントトリガーを作成する」で設定したトリガーを選択する。
(3)動作確認
GTMのプレビューモードを利用して動作確認をします。
プレビューモードの利用方法は、Google タグマネージャーヘルプ「コンテナのプレビューとデバック」をご確認ください。
3.ユニバーサルアナリティクス(UA)の設定方法
※ 2021年11月現在の情報を元に作成しております。Google アナリティクス 及び Google タグ マネージャーは弊社のサポート対象外となります。最新の仕様についてはGoogle社サポートサイトを参照ください。
(1)Google AnalyticsのトラッキングIDの確認方法
Google Anaitycs の管理画面より、管理>プロパティ>トラッキング情報>トラッキングコード (2011年11月現在)よりご確認いただけます。
UA-*********-* がトラッキングIDになります。
【参考URL】
サイトに analytics.js を追加する | ウェブ向けアナリティクス(analytics.js)
サイトに gtag.js を追加する | ウェブ向けアナリティクス(gtag.js) | Google Developers
(2)Google Analyticsの計測タグの挿入方法
動的ページが表示された時に任意のURLを記録させることで、同一の URL でも別ページとして見分けることができます。
この任意のURLを仮想URLと呼びます。
SPIRAL ver.1 で発行したフォームには、入力ページ・確認ページ・サンキューページ・エラー表示ページなど複数ページがあるため、それぞれに計測タグを挿入します。
ページごとにページタイトル(<title></title>)と仮想URLを決めます。
【設定例】
ページ | ページタイトル | 仮想URL |
入力 | お問い合わせフォーム(入力) | http://www.■■■.co.jp/contact/entry.html |
入力エラー | お問い合わせフォーム(入力エラー) | http://www.■■■.co.jp/contact/entry-error.html |
確認 | お問い合わせフォーム(確認) | http://www.■■■.co.jp/contact/confirm.html |
完了 | お問い合わせフォーム(完了) | http://www.■■■.co.jp/contact/thankyou.html |
システムエラー | お問い合わせフォーム(システムエラー) | http://www.■■■.co.jp/contact/sys-error.html |
締切 | お問い合わせフォーム(締切) | http://www.■■■.co.jp/contact/close.html |
この任意の URL を記録させるには、解析コードに「pageview」の記述を追加します。挿入するソース(java script)は、<head></head>の冒頭に記載します。
※ 入力と入力エラーは同一のページですが、<head></head>内の下記ソースを入れることでページタイトルを分けることができます。
/* 入力ページのソース */
<!--SMP:DISP:REG:START--> //既存のソース
<title>お問い合わせフォーム(入力)</title>
<!--SMP:DISP:REG:END-->
<!--SMP:DISP:ERR:START--> //追加するソース
<title>お問い合わせフォーム(入力エラー)</title>
<!--SMP:DISP:ERR:END-->
【関連記事】
(3)タグ設置例
入力ページ
/* <head></head>の最初に挿入 */
<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga');
ga('create', 'UA-********-*', 'auto');
ga('send', 'pageview', {
'page' : '/contact/entry.html',
'title' : ' お問い合わせフォーム(入力)'
});
</script>
このページが表示されると、「contact」というディレクトリの「entry.html」が表示されたものとして記録されます。
7行目のトラッキングコード(UA-*********-*)を書き換えてください。
9~10行目は、pageに任意のURLを、titleに分かりやすい名称に書き換えてください。
※解析コードはアップデートされ、javascriptのコードが変更される場合があります。設定の詳細や最新情報は、Google Analytics のヘルプセンターをご利用ください。
※貴社Webサイトとスパイラルで発行したWebフォームを1つのプロファイルで確認したい場合はこちらの内容をご確認ください。
【関連記事】
【参考URL】
サイトに analytics.js を追加する | ウェブ向けアナリティクス(analytics.js)
サイトに gtag.js を追加する | ウェブ向けアナリティクス(gtag.js) | Google Developers
確認ページ
/* <head></head>の最初に挿入 */
<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga');
ga('create', 'UA-********-*', 'auto');
ga('send', 'pageview', {
'page' : '/contact/confirm.html',
'title' : ' お問い合わせフォーム(確認)'
});
</script>
このページが表示されると、「contact」というディレクトリの「confirm.html」が表示されたものとして記録されます。
7行目のトラッキングコード(UA-*********-*)を書き換えてください。
9~10行目は、pageに任意のURLを、titleに分かりやすい名称に書き換えてください。
※解析コードはアップデートされ、javascriptのコードが変更される場合があります。設定の詳細や最新情報は、Google Analytics のヘルプセンターをご利用ください。
【関連記事】
【参考URL】
サイトに analytics.js を追加する | ウェブ向けアナリティクス(analytics.js)
サイトに gtag.js を追加する | ウェブ向けアナリティクス(gtag.js) | Google Developers
完了ページ
/* <head></head>の最初に挿入 */
<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga');
ga('create', 'UA-********-*', 'auto');
ga('send', 'pageview', {
'page' : '/contact/thankyou.html',
'title' : ' お問い合わせフォーム(完了)'
});
</script>
このページが表示されると、「contact」というディレクトリの「thankyou.html」が表示されたものとして記録されます。
7行目のトラッキングコード(UA-*********-*)を書き換えてください。
9~10行目は、pageに任意のURLを、titleに分かりやすい名称に書き換えてください。
※解析コードはアップデートされ、javascriptのコードが変更される場合があります。設定の詳細や最新情報は、Google Analytics のヘルプセンターをご利用ください。
【関連記事】
【参考URL】
サイトに analytics.js を追加する | ウェブ向けアナリティクス(analytics.js)
サイトに gtag.js を追加する | ウェブ向けアナリティクス(gtag.js) | Google Developers
システムエラーページ
/* <head></head>の最初に挿入 */
<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga');
ga('create', 'UA-********-*', 'auto');
ga('send', 'pageview', {
'page' : '/contact/sys-error.html',
'title' : ' お問い合わせフォーム(システムエラー)'
});
</script>
このページが表示されると、「contact」というディレクトリの「sys-error.html」が表示されたものとして記録されます。
7行目のトラッキングコード(UA-*********-*)を書き換えてください。
9~10行目は、pageに任意のURLを、titleに分かりやすい名称に書き換えてください。
※解析コードはアップデートされ、javascriptのコードが変更される場合があります。設定の詳細や最新情報は、Google Analytics のヘルプセンターをご利用ください。
【関連記事】
【参考URL】
サイトに analytics.js を追加する | ウェブ向けアナリティクス(analytics.js)
サイトに gtag.js を追加する | ウェブ向けアナリティクス(gtag.js) | Google Developers
(4)貴社Webサイトとスパイラルで発行したWebフォームを1つのプロファイルで確認したい場合
Google Analitics において、貴社Webサイトとスパイラルで発行したWebフォームを1つのプロファイルで確認したい場合、ドメイン間でクッキー情報を引き継ぐ記述を解析コードに追加します。
例:貴社Webサイトのドメイン → ABC.co.jp
SPIRALで発行したフォームのドメイン → regist**.smp.ne.jp
赤字部分は、解析コードを設置する場所に合わせて編集します。
・貴社 Web サイトに挿入する解析コード
スパイラルで発行した Web フォームのドメイン
・スパイラルで発行した Web フォームに挿入する解析コード
貴社 Web サイトのドメイン
/* <head></head>の最初に挿入 */
<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga');
ga('create', 'UA-********-*', 'auto', {'allowLinker':true});
ga('require', 'linker');
ga('linker:autoLink', ['regist**.smp.ne.jp'] );
ga('send', 'pageview', {
'page' : '/contact/entry.html',
'title' : ' お問い合わせ(エントリー)'
});
</script>
7行目'auto',
~9行目を追加します。
9行目[‘regist**.smp.ne.jp‘]の赤字部分は、解析コードを設置する場所に合わせて編集します。
・貴社Webサイトに挿入する解析コード
スパイラルで発行したWebフォームのドメイン
・スパイラルで発行したWebフォームに挿入する解析コード
貴社Webサイトのドメイン
※プロファイルにて、各ドメインを参照元として表示したくない場合は、Google Analytics の「アナリティクス設定」から「参照元除外リスト」を編集してください。
【関連記事】
【参考URL】
サイトに analytics.js を追加する | ウェブ向けアナリティクス(analytics.js)
サイトに gtag.js を追加する | ウェブ向けアナリティクス(gtag.js) | Google Developers
4.【UA】Google タグ マネージャー (GTM)の設置方法
動的ページが表示された時に任意のURLを記録させることで、同一の URL でも別ページとして見分けることができます。
この任意のURLを仮想URLと呼びます。
SPIRAL ver.1 で発行したフォームには、入力ページ・確認ページ・サンキューページ・エラー表示ページなど複数ページがあるため、それぞれに計測タグを挿入します。
ページごとにページタイトル(<title></title>)と仮想URLを決めます。
【ページタイトルと仮想URLのリスト】
ページ | ページタイトル | 仮想URL |
入力 | お問い合わせフォーム(入力) | http://www.■■■.co.jp/contact/entry.html |
入力エラー | お問い合わせフォーム(入力エラー) | http://www.■■■.co.jp/contact/entry-error.html |
確認 | お問い合わせフォーム(確認) | http://www.■■■.co.jp/contact/confirm.html |
完了 | お問い合わせフォーム(完了) | http://www.■■■.co.jp/contact/thankyou.html |
システムエラー | お問い合わせフォーム(システムエラー) | http://www.■■■.co.jp/contact/sys-error.html |
締切 | お問い合わせフォーム(締切) | http://www.■■■.co.jp/contact/close.html |
※ページタイトル、仮想URL(赤字部分)は分かりやすい任意の文字を設定してください。必ずしも上記記載にある文言と同様にする必要はありません。
この任意の URL を記録させるには、解析コードに「pageview」の記述を追加します。挿入するソース(java script)は、<head></head>の冒頭に記載します。
設定手順
① 対象ページのリストを作成
② ページタイトルを対象ページに反映
③ リストを変数として、GTMに登録
(1)GTMのタグの取得方法
コードの確認方法
GTMの管理画面でコンテナを選択したあと、上部に並んでいる「ワークスペース バージョン 管理」のメニューから「管理」を開きます。
コンテナのメニューから「Googleタグマネージャーをインストールする」を開きます。
2つのソースが表示されるので、それを計測したいページに挿入してください。
※ この情報は2021年11月現在のものです。UIやタグなど変更になる可能性があるため、必ずGoogle タグ マネージャーにログインし確認するようにしてください。
(ソース例)
以下、参考として2021年11月現在のタグを掲載しています。設定する際にはかならず上記記載の方法で取得したソースを挿入ください。
下記ソースをページの <head> 内のなるべく上のほうに貼り付けてください。
<!-- Google Tag Manager -->
<script>(function(w,d,s,l,i){w[l]=w[l]||[];w[l].push({'gtm.start': new Date().getTime(),event:'gtm.js'});var f=d.getElementsByTagName(s)[0], j=d.createElement(s),dl=l!='dataLayer'?'&l='+l:'';j.async=true;j.src= 'https://www.googletagmanager.com/gtm.js?id='+i+dl;f.parentNode.insertBefore(j,f); })(window,document,'script','dataLayer','GTM-******');</script> <!-- End Google Tag Manager -->
開始タグ <body> の直後にこのコードを次のように貼り付けてください。
<!-- Google Tag Manager (noscript) -->
<noscript><iframe src="https://www.googletagmanager.com/ns.html?id=GTM-*******"
height="0" width="0" style="display:none;visibility:hidden"></iframe></noscript>
<!-- End Google Tag Manager (noscript) -->
ページごとにページタイトル(<title></title>)と仮想URLを決めます。
【ページタイトルと仮想URLのリスト】
ページ | ページタイトル | 仮想URL |
入力 | お問い合わせフォーム(入力) | http://www.■■■.co.jp/contact/entry.html |
入力エラー | お問い合わせフォーム(入力エラー) | http://www.■■■.co.jp/contact/entry-error.html |
確認 | お問い合わせフォーム(確認) | http://www.■■■.co.jp/contact/confirm.html |
完了 | お問い合わせフォーム(完了) | http://www.■■■.co.jp/contact/thankyou.html |
システムエラー | お問い合わせフォーム(システムエラー) | http://www.■■■.co.jp/contact/sys-error.html |
締切 | お問い合わせフォーム(締切) | http://www.■■■.co.jp/contact/close.html |
※ページタイトル、仮想URL(赤字部分)は分かりやすい任意の文字を設定してください。必ずしも上記記載にある文言と同様にする必要はありません。
この任意の URL を記録させるには、解析コードに「pageview」の記述を追加します。挿入するソース(java script)は、<head></head>の冒頭に記載します。
設定手順
① 対象ページのリストを作成
② ページタイトルを対象ページに反映
③ リストを変数として、GTMに登録
(2)GTMの設定方法
Google タグ マネージャーの設定は下記の4つを行います。
既に、Google アナリティクス ユニバーサルアナリティクスの設定がお済の場合は②から設定をします。
① タグ:Google アナリティクス ユニバーサルアナリティクス
② 変数:ページタイトル
③ 変数:仮想PV用URLのルックアップテーブル
④ 変数:Google Analytics のプロパティID
※ Google タグ マネージャーの設定方法は、Google社が運営するタグ マネージャー ヘルプ「タグ マネージャーの設定とインストール」を参照ください。
① タグ:Google アナリティクス ユニバーサル アナリティクスの設定
タグの種類 | Google アナリティクス:ユニバーサル アナリティクス |
トラッキングタイプ | ページビュー |
Googleアナリティクス設定 | 変数:Googleアナリティクス設定 |
このタグでオーバーライド設定を有効にする | 有効にしない(チェックボックスにチェックを入れない) |
詳細設定 | なし |
配信トリガー | ALL Pages |
② 変数:ページタイトル
変数のタイプ | Javascript 変数 |
グローバル変数名 | document.title |
仮想URLを記録するため、ページのタイトルを取得します。
③ 変数:仮想PV用URLのルックアップテーブル
変数のタイプ | ルックアップテーブル |
変数を入力 | 変数:タイトル |
デフォルト値を設定 | 変数:Page Path |
ルックアップテーブルとして、「ページタイトルと仮想URLのリスト」の情報を登録します。
変数:タイトルを取得し、ルックアップテーブルの「入力」(ページタイトル)と突き合わせ、該当する者があれば「出力」(仮想URL)を返すという働きをします。該当するものがない場合は、デフォルト値に設定しているページのURLを返します。
④ 変数:Google Analytics のプロパティID
変数のタイプ | Google アナリティクス設定 |
トラッキングID | GAのトラッキングID(UA-*********-*) |
Cookieドメイン | auto |
・詳細設定 > 設定フィールド
allowLinker | true |
page | 変数:仮想PV用URL |
allowLinkerは、下のクロスドメイントラッキングに付随するもので、複数ドメインをまたいで計測する場合に必要です。
ただし、別ドメインのページにも同じGTMコードが入っている必要があります。
pageデータとして、仮想PV用URLで設定したデータを反映するように設定します。
・詳細設定 > クロスドメイントラッキング
自動リンクドメイン | www.***********.co.jp
※ フォームのドメインを記入 |
区切り文字としてハッシュを使用 | False |
装飾フォーム | True |
※ 2021年11月に作成しています。Google アナリティクス 及び Google タグ マネージャーの仕様が変更になる可能性もあるため、最新の設定情報はGoogle社のサポートサイトを参照ください。
【関連コンテンツ】