APIでエラーコード903が発生した理由が知りたい
最終更新日:2021年05月10日
903エラーは汎用的なエラーコード(Postgresエラーが発生した)のため原因を特定できない事があります。
以下、過去に発生した事例とその対処方法です。エラー調査の参考としてご活用ください。
事例1
送信したデータが指定先フィールドのフィールドタイプの書式と一致せず、フォーマットエラーが発生していた
対処方法
送信データを指定先のフィールドタイプで使用可能なフォーマットにする
※エラーが発生したフィールドタイプの確認方法
レスポンスでmessageパラメータを取得している場合、エラーメッセージに「invalid data format[○○]」と表示されることがあります。
○○にはエラーが発生したフィールドタイプの内部コードが入るため、フィールドタイプリファレンスより内部コードとフィールドタイプを照らし合わせることでどのフィールドタイプでエラーが発生したか確認できます。
フィールドタイプ毎のエラー発生原因と対処方法
エラー原因 | 対処方法 |
---|---|
「テキストフィールド(○○ bytes)」 に格納可能なbyte数以上のデータを登録しようとしていた。 | 登録しようとした文字数を格納できるフィールドタイプを使用する、または登録データが格納可能なbyte数におさまるよう調整ください。 |
「配信エラーカウント」に「null」やありえないエラーコード「1:1:1.1.1」を登録しようとしていた。 | 「null」ではなくブランクとする(スペースは不可)、または「2:1:4.2.2」などありえるエラーコードとしてください。 |
「日付(○年○月○日)」に区切り文字だけなど、日付以外のデータを登録しようとしていた。 | 日付データにしてください。 |
「マルチセレクト128」で101000100など0と1のデータを登録しようとした。 | 登録したいラベルIDをカンマ区切りのデータにしてください。 |
「数字・記号・アルファベット(○○ bytes)」 に格納可能なbyte数以上の文字数でデータを検索しようとしていた。 | 格納可能なbyte数以内の文字数で検索してください。 |
事例2
トランザクションDBに対してデータを登録する際、トランザクションDBのアクションの処理条件で「エラー終了」を設定していた
対処方法
トランザクションDBのアクションの処理条件をエラー終了ではなく、正常終了にする
※エラー終了のままとする場合は、903エラーが発生した際に処理が停止しない様、903が返ってきたときの処理を追加する事を推奨します
事例3
リクエストがPostgresの取得カラム数の上限(1664)を超えていた
対処方法
リクエストするカラム数を減らす、または処理を分割する
上記のいずれにも該当しない場合はユーザーズデスクまでお問い合わせ下さい。