仮想DB(フィルタ型)
最終更新日:2024年02月29日
仮想DB(フィルタ型)は通常の DB を元に、フィールドやレコードを絞り込んだ仮想的なデータベースです。仮想DB(フィルタ型) を使用することで必要な部分のみ抽出されたデータベースを構築することができます。
仮想DB(フィルタ型)へのレコード追加・変更・削除は、通常DBへリアルタイムで反映されます。
通常DBを更新した場合も同様に仮想DB(フィルタ型)へリアルタイムで反映されます。※仮想データベースは、スパイラルの一部の機能では使用できません。 (データ登録、データメンテナンス、Web グループ等)
1. 仮想DB ( フィルタ型 ) 利用例
仮想DB(フィルタ型)は、一例として以下のように各担当者がそれぞれ必要とする情報のみ活用したい場合にお使いいただけます。
セミナー受付やアンケートなどを実施した際、担当者別に必要とするデータベースを構築。
1. 本店担当者
- 登録された情報全てが必要。
- 「マスタ DB」を利用
2. 東京支店担当者
- 東京支店に登録された情報のみ必要。
- 抽出ルール「東京」を適用した「東京支店仮想DB」を利用。
3. 大阪支店担当者
- 大阪支店に登録された情報のみ必要。
- 抽出ルール「大阪」を利用した「大阪支店仮想DB」を利用。
※マルチアカウントと併用することにより、使用するDBに制限をかけることができます。これにより東京の担当者は「東京支店仮想DB」以外は利用できないなどの制限をかけ、情報セキュリティーをより強固にすることができます。
2. 仮想DB ( フィルタ型 ) 発行
「DB」>「仮想DB管理(フィルタ型)」をクリックします。
「新規作成」をクリックし、基本設定を入力します。
1. フィルタ元DB
- フィルタ元となる DB 選択します。
2. 名前
- DB名を入力します。
3. タイトル
- DBタイトルを入力します。
4. データベースの抽出ルール
- データベースに適用する抽出ルールを1つ選択します。
- 抽出ルールを使用しない場合には選択の必要はありません。
5.コメント
- 必要に応じてコメントを入力します。
「構成設定」をクリックし、仮想DBで使用するフィールドを設定します。
フィールド構成を設定したら「新規作成」をクリックしDBを発行します。
3. 仮想DB ( フィルタ型 ) 操作
「仮想 DB 管理 ( フィルタ型 )」をクリックすると、仮想DB ( フィルタ型 )の一覧が表示されます。
設定一覧から操作を行う設定を選択します。
仮想DB(フィルタ型)の基本設定が表示されます。
1.名前
- DB名が表示されます。
2.タイトル
- DBタイトルが表示されます。
3.タイプ
- DBのタイプが表示されます。ここでは「仮想(フィルタ)」と表示されます。
4.フィルタ用抽出ルール
- フィルタに使用する抽出ルールが表示されます。
5.フィルタ元DB
- フィルタ元となるDBが表示されます。
6.更新日時 / 登録日時
- 更新日時、登録日時が表示されます。
7.最終更新者
- 設定の最終更新(作成)操作を行った担当者が表示されます。
8.コメント
- コメントが表示されます。
9.削除、複製
- 仮想DB(フィルタ型)の削除、複製を行えます。
通常DBと同様に「設定関連」、「操作関連」、「その他」の設定を行うことができます。